筋トレ効率20倍！アナボリックステロイドの筋肉増強の効果

アナボリックステロイドは「使えば、とにかく筋肉がつく」イメージがあると思います。

でも、実際に、どれだけ筋肉がつくのか知っていますか？どれだけ使えば、どれだけの筋肉がつくかを知っている方は少ないと思います。

そこで、アナボリックステロイドを人に投与した研究をもとに、「アナボリックステロイドにはどれだけの効果があるのか？」を徹底的に検証していきたいと思います。

アナボリックステロイドの筋肉増強効果は通常の20倍以上

結論からいうと、アナボリックステロイドを使って筋力トレーニングをすると、通常の20倍以上のスピードで筋肥大をすることができます。

そのことを証明する研究をご紹介します。

アナボリックステロイドを健康な男性に20週間投与した研究

この研究では、代表的なアナボリックステロイドであるテストステロン・エナンセートを健康な男性61人に20週間投与し、その効果を検証しました。結果が以下の表になります。※出展1

Fat-free-massというのは、除脂肪体重（脂肪を抜いた体重）のことで、筋肉増加の目安になる数値です。Fat massというのは、脂肪体重のことで、どれだけ脂肪が増減したかの指標になります。

スマートフォンの方は、画像が見難いと思うのでポイントを文字でまとめると、

このように、低投与グループに比べて、600mg投与グループは、20倍以上の筋肥大を記録しています。通常、一年間にトレーニングして得られる筋肉量は2〜3kgといわれています。それを20週間で8.9kgも増加させてしまうのですから、アナボリックステロイドの筋肉増強の効果がわかると思います。

また、低投与グループでは、体重が増加していますが、600mgグループでは、脂肪が2.0kgも減少していますよね。アナボリックステロイドは、脂肪を燃焼させるレセプター（β3アドレナリン受容体遺伝子 ）等とむすびつき、脂肪を燃焼させる効果があるからです。

アナボリックステロイドを使えば、筋肉をつけながら、脂肪を減らすということまで可能になってくるわけです。

運動をしない老人でも、筋肉を肥大させる効果がある

アナボリックステロイドの効果は圧倒的です。その効果は運動をしない老人（65-80歳）にすら、爆発的な筋肥大をもたらします。※出展2

オキシメトロンを12週間老人に投与した研究

次に紹介するのが、経口ステロイド（注射の必要がなく経口で摂取できるステロイド）としては最も高い効果を持つオキシメトロンを老人（65歳-80歳）に12週間にわたり投与した研究成果です。

LBMは、除脂肪体重のことを指します。筋肉がどれだけ増えたかの目安に利用されます。除脂肪体重（筋肉量）は、50mg投与グループが3.3kgの増加、100mgでは4.2kgの増加です。非投与では、変化がありません。

また、脂肪量は、50mgで2.6kgの減少、100mgでは2.5kg減少しています。

驚くべきは、この実験が「トレーニングをさせていない」ということです。老人にはトレーニング・運動の指示を出しませんでした。つまり、この12週間で4.2kgという数字は、「老人が、運動をしないでつけた筋肉の量」なのです。

健康的なボディビルダーが1年間ハードなトレーニングをしても3kg程度しか筋肉を増やせません。しかし、アナボリックステロイドを使えば、老人でも運動をせずに筋肉を大きく増加させることができるのですね。

アナボリックステロイドの効果がわかる画像

ここまで科学的な研究をベースに、アナボリックステロイドの効果を解説してきました。ただ、数字だけを見てもいまいち成果がイメージ出来ないかもしれません。

そこで、その効果がわかる画像を紹介します。

最初の画像は、48kg、アフターの画像は85kgです。2年間の間に、37kgの体重増加に成功しています。

縮尺を見る限り、身長はほとんど伸びていないようです。つまり、「ほぼ筋肉だけで2年間で37kgの増量に成功している」わけです。

当たり前ですが、ステロイドを使わずに、37kgの筋肉を増やすのは、不可能です。

アナボリックステロイドの負の効果

さて、ここまでアナボリックステロイドの＋の効果について詳しく触れてきました。サイトのテーマとは直接関係ないので詳しく述べませんが、男性の「アレ」を大きくする効果も臨床研究により証明されています（テストステロン・エナンセート）

と、これだけ書くと夢のようですが、もちろん、アナボリックステロイドには負の効果（副作用）があります。副作用についてもしっかり理解してから、使うかどうかを判断するべきでしょう。