筋肉増強剤は通販で買えますが、筋肉増強剤には副作用があるので、慎重に利用しなければなりません。
また、筋肉増強剤といえども、正しい使い方をしなければ、十分な効果は望めません。
そこで、この記事では、筋肉増強剤を買う前に、絶対に知っておくべき5つのポイントをご紹介します。
1.男性ホルモンを回復させる方法を理解していますか?
男性ホルモンの生成減少は、ほぼ確実に起こる副作用
筋肉増強剤の副作用のうち、最も確実に起こるのが「男性ホルモンの生成量の減少」です。これは、どの筋肉増強剤を使っても、ほぼ確実に起こる副作用です。
以下の表を見てください。これはナンドロンという比較的、副作用の少ない筋肉増強剤を使った後のホルモンのレベルを示した表です。(出展1)
テストステロン(男性ホルモン)の量が、ナンドロン投与グループでは、投与前の半分近くまでに低下しているのがわかると思います。一方、プラセボ群では変化はありません。
なぜ男性ホルモンの生成が減少するのか?
筋肉増強剤を使うと、体内の男性ホルモン量が増えます。すると、身体は「もう十分ホルモンがあるのだから、これ以上ホルモンをつくる必要はない」と考えて、生成を減少させてしまうのです。
男性ホルモンを早急に回復させなければ、筋肉増強剤でつけた筋肉の維持は難しいです。
そこで、男性ホルモンを直ぐに回復させるために、「クロミッド」という薬も筋肉増強剤とあわせて購入しておく必要があります。
クロミッドは、女性の卵巣を刺激するための排卵誘発剤ですが、男性に使うと、精巣を刺激し、睾丸の機能を回復させる働きがあります。
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2.安全に使う方法を理解できていますか?
筋肉増強剤は、「女性化乳房」「男性型脱毛症の促進」「肝臓への負担」など、様々な副作用を持っています。正しい知識を持って使わなければ、これらの副作用に悩まされてしまうでしょう。
ただ、正しく対処すれば、これらの副作用は抑えることができます。たとえば、女性化作用は、ノルバデックスという薬剤を使用することで無効化できます。
また、肝臓への負担は、シリマリンというサプリメントを使うことで、最小限に納めることができます。
筋肉増強剤を買う前に、筋肉増強剤を安全に使う方法について、正しく理解しておきましょう。
3.正しいタンパク質の摂取量を理解していますか?
タンパク質がなければ、筋肉増強剤を使っても、筋肉はつかない
筋肉増強剤を使えば、「物凄く筋肉がつきやすい状態」になります。しかし、「筋肉をつくる材料」がなければ、十分な筋肉をつくることはできません。ブルドーザーやクレーンがあっても、材木がなければ建物はつくれないのと同じです。
筋肉をつくる材料は、タンパク質です。
筋肉増強剤の通販サイトのレビューを見ると、「タンパク質を90gとるようにしました」などと書かれています。しかし、ハッキリ言えば、「少なすぎ」です。
最適なタンパク質の摂取量とは?
研究によれば、激しい運動をする人が筋肥大を最大化するには、体重×1.8gのタンパク質を摂取しなければなりません。(出展2)しかし、筋肉増強剤を利用している間は、タンパク質の合成が数倍に高まるので、1.8より多くのタンパク質が必要です。
海外のユーザーは、体重×3.3gのタンパク質を摂取するのが一般的です。自分の食事計画で十分なタンパク質をとれるかどうか、いまいちど検証してみましょう。
4.正しいトレーニングの頻度を理解できていますか?
一部の人は「超回復が大事だから、週1回ハードに刺激すればOK」と考えているようです。しかし、それでは、トレーニングの効果を最大化できません。筋肉増強剤を使用中は、筋肉の回復速度も高まるからです。
では、実際には週何回、筋肉を刺激すればよいのでしょうか?筋力とトレーニング頻度に関する論文を全て統合して分析した研究によれば(出展3)、ベストなトレーニング
頻度は、
- 初心者は週3回のトレーニング(鍛えたい部位を週3回刺激する)
- ベテラン(1年以上のウェイトトレーニング経験あり)は週2回
が最も筋肥大・筋力の向上には効果的だとわかっています。最低でも週2回は鍛えたい筋群を刺激できるトレーニングルーティンを組みましょう。
5.効果の高い筋肉増強剤を選べていますか?
筋肉増強剤は、それぞれ効果のレベルが違います。正しい選択をしなければ、十分な効果は得られません。
効果のない筋肉増強剤を使っても、リスクがあるだけで、筋肉は増えません。
効果のない筋肉増強剤は買うな!
スタノゾロールには効果がない
たとえば、一部のサイトで「スタノゾロール」が「副作用もなく、効果の高い筋肉増強剤」として紹介されていますが、マウスに投与した研究では「スタノゾロールは、全くタンパク質合成を増加させなかった」ことがわかっています。(出展4)あまり効果は期待できないでしょう。
アンドリオールも効果なし
あるいは、「アンドリオール」も効果を期待できない筋肉増強剤です。1年間使用した後でも、プラセボ群(使っていないグループ)と、対して筋力の差が出なかったからです。(出展5)
効果の高い筋肉増強剤とは?
もし、経口で摂取するなら、オキシメトロンかダイアナボル。
注射なら、テストステロン・エナンセート、デカデュラボリンがオススメです。
他の筋肉増強剤と違い、これらの筋肉増強剤は、人体への臨床研究によって効果が証明されているからです。
オキシメトロンの圧倒的な効果とは?
特に、オキシメトロンの効果は強力です。老人(65-80歳)に3ヶ月間投与したところ、脂肪を1.2kg減少させ、筋肉を4kg以上増やしました。しかも、驚くべきことに、この実験では「トレーニンをさせていない」のに、これほどの結果が出たのです。
注射型は知識が求められるため、経口で高い効果を求める方は、オキシメトロンをオススメします。