最強すぎ!ロニー・コールマンのステロイドサイクルが凄い

アナボリックステロイドの使用方法

伝説のオリンピアボディビルダー、ロニー・コールマン。その筋肉は、人間というよりはモンスターで、見る物の度肝を抜きます。引退からかなりの年月が経っていますが、「筋肉量」の一点で見れば、彼を上回るボディビルダーは未だに出てきていません。

そんなオリンピア史上、「最強」のボディビルダー、ロニー・コールマンのステロイド・サイクルがどんなものか気になりませんか?

海外のステロイド・ユーザーの意見をもとに、ロニー・コールマンのステロイドサイクルを考察してみました。

ロニー・コールマンが使用しているであろうステロイド

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以下は、海外のステロイド・ユーザーの提示版で「おそらくロニー・コールマンは以下のステロイドを使っているだろう」と推測されたサイクルです。あくまで推測レベルではありますが、かなり真実に近いものだと思います。

サスタノン

オリンピアボディビルダーであれば、必ず使っているのがテストステロン系のアナボリックステロイドです。テストステロン系のステロイドには、テストステロン・エナンセート、テストステロン・デポー、サスタノン…など様々な形式がありますが、長期間体内のテストステロン濃度を高めたいのなら、サスタノンが最も優れています。

サスタノンは、数種類の溶液をあわせたテストステロン剤で、溶液ごとにテストステロンが体内で吸収されるペースが異なります。これによって、長期間、体内でのテストステロン濃度を高めることができるのです。

ロニー・コールマンほどのボディビルダーであれば、おそらくオフ期間はほとんどとっていないでしょうから、長期間使用に向いているサスタノンが一番可能性が高いステロイドといえるでしょう。

デカデュラボリン

デカデュラボリンは、ステロイドホルモンである「ナンドロロン」を含むアナボリックステロイドです。ナンドロロンは、テストステロンとは違う性質を持っているので、効果が重複しません。そのため、トップクラスのボディビルダーは、テストステロン系のステロイドとスタックして使用します。

ロニー・コールマンほどのボディビルダーであれば「効果のありそうなものはほぼ全て」使っているでしょうから、デカデュラボリンも使用しているはずです。

ダイアナボル

サスタノンやデカデュラボリンのような注射型のステロイドは、体内で濃度が高まるまで、3〜4週間ほどかかります。その間にも、体内のステロイド濃度を高めるためには、吸収の早い経口ステロイドを使うのが一般的です。

ダイアナボルは、世界で最もポピュラーなステロイドで、3時間ほどで体内に吸収されるため、素早く結果を得ることができます。

上級者のステロイドサイクルでは、最初に「ダイアナボル」「アナポロン」のようなステロイドを使い「ブーストをかけておく」のが普通です。

インシュリン

実は、上記にあげたようなステロイドだけでは、ロニー・コールマンのような身体はつくれません。あの「モンスター」クラスの身体をつくるには、インシュリンが必要です。

東京大学の石井直方教授によれば、インスリンは、どんなアナボリックホルモンよりも強力なアナボリック作用があるそうです。マウスの筋肉にインスリンを注射したところ、その部分の筋肉だけが異様に発達したのです。

インシュリンは、筋肉に栄養を運びこみ、筋肉の合成を促進します。大量の食事 インシュリンで栄養を筋肉に強制的に送り込むサイクルを通して、トップボディビルダーはあの身体をつくっているのです。

HGH

HGH(ヒト成長ホルモン)は、確実に使っています。なぜなら、ロニー・コールマンの腹部が異様に肥大しているからです。HGH(ヒト成長ホルモン)は、文字通り、身体を「成長」させる働きがあります。筋肉の回復、発達を早め、通常ではありえないバルクを達成可能にします。

ただ、成長させるのは筋肉だけでなく、内蔵も肥大させてしまうというデメリットがあります。ロニー・コールマンの異様に肥大した腹部は、成長ホルモンが内蔵に働き、内蔵が肥大した可能性が高いです。

おそらく実際はもっと大量に使用している

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上にあげたステロイドサイクルはあくまで「海外のステロイドユーザーが予想したもの」でしかありません。おそらく、実際には、さらに大量のステロイドを使用しているでしょう。

経口剤なら、ダイアナボルと並んでよく使用される「オキシメトロン」も使っている可能性がありますし、ダイアナボルの注射型verエキポワーゼもスタックしているかもしれません。

ただ、私達が彼と同じくらいステロイドを使用しても、彼のような身体にはなれないでしょう。オリンピアトップに君臨する怪物たちは、身体のつくりからいって私達とは違うのです。

一般レベルで「カッコいいムキムキの身体」を目指すのならば、ダイアナボル、あるいはオキシメトロン一つだけでも十分です。