メテノロンは、数々のステロイドの中でも、安全性の高いステロイドです。ネコの副腎皮質に含まれる天然のホルモンと同じ構造を持ち、自然由来なので肝臓に負担をかけない特徴があります。
安全性が高いため、成人だけでなく、低体重の子供や、未熟児の治療にも使用されてきた歴史があります。もともとは、スクイブ社という会社で開発されましたが、1960年代にドイツの製薬会社が権利を買い、「プリモボラン」という名で販売を始めました。
スポーツ選手にも利用者が多く、女性の砲丸投げ金メダリストのナドゼヤ・オスタプチュクや、野球選手のアレックス・ロドリゲス、バリー・ボンズなどが陽性反応で処分されています。
この記事では、メテノロンの筋肉増強の効果や副作用について詳しく解説していきます。
メテノロンの筋肉増強の効果は?
ただ、残念ながら、メテノロンはあまり筋肉増強の効果が高いアナボリックステロイドとはいえません。
男性の場合、効果を期待できない可能性が高い
この研究では、大量のメテノロンをラットに摂取させ、筋肉の増加具合や、体内のタンパク質の合成度合いを、何も投与してないラットと比べました。雄のラットでは、投与しているグループにも投与していないグループにも大きな差は見られませんでした。
一方で、雌のラットでは、メテノロン投与群は、体重が大きく増加し、タンパク質の合成度合いも高まっていました。
したがって、メテノロンは女性に効果のあるステロイドといえそうです。実際、数々の女子スポーツ選手がメテノロンの使用で処分されています。
減量サイクル中に使用されている
ボディビルの現場でも、メテノロンは筋肉増強の目的で使用されることは稀です。一般的には、「減量サイクル中に筋肉を維持する」目的で使用されます。
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メテノロンの副作用は?
メテノロンは副作用の少ないステロイドの1つです。小児に使われることもあるほど、安全性には定評があります。
肝毒性
多くの経口ステロイドと違い、メテノロンは肝臓へあまり負担をかけません。一般的な経口ステロイドは17αアルキレート加工という肝臓へ負担をかける加工が施されていますが、メテノロンは1メチル化加工で、これはアルキレート加工に比べて肝臓に負担をかけません。
経口剤でも肝臓に負担をかけない数少ないステロイドの1つです。
女性化作用
メテノロンは女性化作用を引き起こしません。というのも、メテノロンは「ジヒドロテストステロン(DHT)」ベースのアナボリックステロイドだからです。DHTは、アロマターゼという酵素によって、エストロゲンに還元されることがありません。
したがって、DHTベースのメテノロンは、女性化乳房などの女性化作用を引き起こさないのです。これは数多くのステロイドが女性化作用を引き起こすのとは対照的です。
男性ホルモンの自然生成の抑制
ただ、アナボリックステロイドである以上、避けられない副作用があります。それは「体内のホルモン生成能力の低下」です。外部から大量の男性ホルモンが投与されると、身体は「もう十分ホルモンがあるから、これ以上生成する必要がない」と考えて、ホルモン生成を減らしてしまいます。
その結果、身体のホルモン生成能力が低下してしまうのです。これはしばらくすれば自然と回復しますが、素早く回復させるには、クロミッドというホルモン剤が必要です。
メテノロンの飲み方は?
前述したように、筋肉増強剤としての効果はあまり高くないので、減量サイクルに使用するのが一般的です。最大で1日100mg使うこともできますが、海外のステロイドユーザーの掲示板を見ると、50mg-75mgでも十分な成果を得られていると報告されています。
ホルモン生成能力への影響もあるので、利用は8週間程度にとどめておきましょう。
メテノロンを買うにはどうすればいいのか?
有効成分「メテノロン」を含むアナボリックステロイドは数多く販売されています。ただ、医薬品の製造免許を持たない業者による粗悪な製品も大量に出回っています。これらの製品はどのような製法でつくられているかもわからず、信頼性がなく、使用にはリスクを伴います。
少しでも安全にメテノロンを使いたい方には、有効成分「メテノロン」を含む、WEST-COAST社の「プリモノロン」をオススメします。WEST-COAST社は、国際的な医薬品の製造管理の基準(WHO-GMP)を取得している、50年の歴史を持つ正規の医薬品メーカーです。製品には、高い安全性・信頼性があります。
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