伝説のボディビルダー、アーノルド・シュワルツネッガー。ボディビルの祭典、オリンピアで連覇を成し遂げただけではなく、映画スターとしても大成功をおさめ、名実ともに「世界で最も成功したボディビルダー」です。
そんな世界最高のボディビルダーの身体をつくりあげたステロイドサイクルがあれば、知りたいと思いませんか?
アーノルド・シュワルツネッガーは、自著で「16歳の頃から、アナボリックステロイドを使用していた」と告白しています。映画スターとして成功するまでは、かなりオープンにステロイドについて発言していたので、実は「どんなステロイドを使っていたか」はわかっているのです。
そこで、伝説のボディビルダー、アーノルドシュワルツネッガーが使用してステロイドスタックをご紹介します。
アーノルド・シュワルツネッガーのステロイド・サイクルは非常にシンプル
現在のステロイドサイクルは、テストステロン剤を使い、経口ステロイドを使い、成長ホルモンを使い、インシュリンを使い…と、とんでもなく複雑なサイクルばかりですが、アーノルドシュワルツネッガーの時代は、そもそもステロイドの種類自体がほとんどありまでした。
だから、彼の使用してたステロイドスタックは非常にシンプルなものとなっています。
ダイアナボル
当時、そして今でも世界で最もポピュラーならステロイドです。経口で気軽に摂取でき、すぐに優れた効果を発揮します。アーノルドは自身で、このダイアナボルを使用していたことを告白しています。
使用量は定かではありませんが、彼の身長は182cmなので、少なくとも1日40mg以上は使用していたでしょう。
プリモボラン
主要なステロイドと比べると、効果が低く、現在ではあまり使用されていないステロイドです。ただ、当時は非常によく使われていましたし、アーノルドも自身で使用を告白しています。
使用量は定かではありませんが、注射で週600mgは最低でも使っていたでしょう。
デカデュラボリン
当時、そして今でもポピュラーな注射型のステロイドです。ダイアナボルのような経口ステロイドと違って、肝臓に負担をかけないため、長期間使用することができます。
ナンドロロンは、テストステロンとは違うタイプのアナボリックホルモンなので、テストステロンの同位体であるメタジエステロン(ダイアナボルの主成分)と効果が重複しません。そのため、ダイアナボルとのスタックでよく使用されます。
デカデュラボリンは週200mgでも十分な効果を発揮しますが、あの身体ですから、その二倍の週400mgは少なくとも使用していたはずです。
私達が真似をするなら
もし、彼のステロイドサイクルを真似するなら、プリモボランを抜いて、ダイアナボル+デカデュラボリンのスタックを取り入れるのが良いでしょう。ダイアナボルとデカデュラボリンは効果が重複しないので、双方のステロイドの恩恵を受け、短期間で劇的に筋肉を発達させることができます。
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ステロイドは本当に危険なのか?
よく言われる「ステロイドは非常に危険で、一度使用すると一生後遺症に悩まされる」という噂があります。しかし、アーノルドを見れば、そんな噂は嘘だとわかります。
15年以上ステロイドを使ったが、アーノルドは元気
彼は、16歳の頃から、最低でも15年以上に渡り、アナボリックステロイドを常用してきました。映画スター時代も多少は使っていたでしょうから、もっと長期間かもしれません。使用量も、かなりの量を使っています。
しかし、彼は50代になっても精力絶倫で、家政婦と不倫をし、子供までつくっているのです!「ステロイドを長期使用すると、睾丸の機能が低下し、男性ホルモンをつくれなくなる」のが本当だとすれば、ありえないことですよね。
シュワちゃんの「元気っぷり」を見るに、「ステロイドは非常に危険」という言説が嘘くさく思えてきます。
一般のボディビルダーを対象にした研究
ちなみに、一般のボディビルダーを対象にした研究では、8年間以上ステロイドを常用していた人でも、健康的なナチュラルボディビルダーと健康状態に有意な差がないことがわかっています。