セルノスジェルは、男性ホルモンであるテストステロンを溶かしたジェルです。主に、低テストステロン症状で悩む更年期の男性に、テストステロンを補充する目的で使用されます。
セルノスジェルはジェルのため、肩などに添付すればOKで、注射する必要がありません。自宅で気軽に使用を継続することができます。また、経口で摂取するわけでもないので、肝臓に負担をかけません。
最小限の負担で、身体にテストステロンを補充することができます。そのため、他のステロイド剤と違い、安全に長期間使用できます。セルノスジェルを使った研究は様々なものがありますが、最小でも3ヶ月、長いと、6ヶ月や、18ヶ月間使っている研究もざらにあります。
数々のステロイドの中でも、安全に使える部類の一つといえるでしょう。この記事では、そんなセレノスジェルの効果や副作用を詳しく解説していきます!
セルノスジェルの効果とは?
セルノスジェルは、テストステロンを簡単に補充することができるため、EDの患者や、更年期障害で低テストステロンになってりう男性に処方されることが多いです。ここでは、彼らにセルノスジェルを使った研究を通して、セルノスジェルの効果を見ていきましょう。
筋肉を増やし、脂肪を燃やす
セルノスジェル(テストステロンジェル)は注射するわけではないので、体内のテストステロンレベルを注射型のステロイドほど高くできるわけではありません。そのため、他のステロイドと比べれば筋肉増強の効果はマイルドです。
しかし、それでもナチュラルな状態と比べれば圧倒的な筋肉増強の効果があります。
テストジェルを180日にわたり、性腺機能低下症の男性に処方した研究があります。この研究によれば、高容量のテストジェルを使ったグループは、2.74kg体重が増加しました。低容量グループは1.20kgの増加にとどまりました。
また、体脂肪も高容量のグループは、1.05kg減少しました。一方で低容量グループは変化がありませんでした。(出展)
このようにテストステロンを溶かしたセルノスジェルには、筋肉を増やし、脂肪を燃焼させる効果があります。
男性器を大きくする効果
セルノスジェルのようなテストステロンジェルは、マイクロペニスに悩む幼児に処方されることがあります。たとえば、テストジェル(10%)を幼児に使用したところ、陰茎の長さが平均で60%、太さが52%上昇したという研究もあるほどです。(出展)
もちろん、これは幼児に対して処方した場合で、成人にこれほどの効果があるとは思えません。が、+の効果は期待出来るかもしれません。
EDの症状を大幅に改善
セルノスジェルのようなテストステロンジェルは、ED症状の対策のために使用されることがあります。
75人のインポテンツを抱える男性を2グループに分け、テストステロンのジェルを与えるグループ、偽薬を摂取するグループに分け、12週間の間、彼らの勃起機能を経過観察しました。(出展)
すると、4週間目の時点で、テストジェルのグループは、偽薬を摂取したグループに比べて、2倍以上の勃起機能の改善が見られたのです。
また、オーガズムに関しても、テストジェルグループの方が、オーガズムを迎えやすいなど、性的機能の大きな改善が見られました。
このように、セルノスジェルには、性的機能を改善する効果があると考えられます。
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セルノスジェルの副作用は?
セルノスジェルは、効果が他のステロイドに比べてマイルドのため、副作用もマイルドです。
皮膚に塗る形式のため、肝臓に負担をかけません。また、注射をする必要もありません。
また、テストジェルによって補充されるテストステロンの量は、適度なレベルのため、深刻な女性化作用も起きません。
実際、上に紹介したように、180日連続で処方されることもある安全な薬ではあります。
ただ、外部から男性ホルモンが補充され続けると、身体が「もう十分にホルモンがあるから、これ以上ホルモンをつくる必要がないな」と判断して、ホルモンの生成をやめてしまいます。この状態が長く続きすぎると、睾丸の機能が低下してしまうリスクがあります。
だから、あまり長期間の使用は控えておきましょう。
セルノスジェルの安全な使い方とは?
セルノスジェルが精力増大に効果があるからといって、陰茎に塗りこむのはやめましょう。陰茎の皮膚に塗っても、あまり吸収効率がよくならず、体内のテストステロンレベルを上げることができません。セルノスジェルを塗るときは、肩などに添付します。
セルノスジェルを使う期間ですが、実験では6ヶ月以上連続使用している例も多数ありますが、それはあくまで医師のサポートがあるから。個人で使う場合は3ヶ月程度の連続使用に留めておき、その後1ヶ月以上のオフをとるようにしてください。